評論家が嘘くさく感じる瞬間

私がよく好きで見る番組の一つに日曜日の夜にやっている某音楽番組があった。

元々気になって見始めたキッカケは間接的に知り合いのピアニストが出ていたからなのだけど、J-popのコード解析や流行の曲を楽典の視点から解説してくれるところが面白くて見ていた。


だけど最近はよく聞くと評論でも何でもなくただの薄っぺらい感想を「いかにも」「らしく」ナレーションを使うことで「評論」的な雰囲気を醸し出している。

ただアーティストの薄っぺらな絶賛コメントだったりすると、そのアーティストが元々嫌いではなかったとしても「なんか裏で手(宣伝)でも回してもらってるのかな?」と変な勘ぐりになってしまって、アーティストの名誉にも傷がつくと思うのだけど・・・。


そこで、気付いたのが今まではそんな視点で「評論」そのもの自体を見たことは無かったのだけどやっぱり評論するってその人の知性や人としての奥深さだったり思慮深さが無いとコメントがただの薄っぺらな感想で終わってしまうものなんだなぁ・・・と痛感した。


テレビ離れの一つの大きな原因にこうした「自称」とか評論家「気取り」とかが増えたのもあるだろうし、こういう似非評論家をこぞって取り上げるテレビ局も視聴者を馬鹿にしてるんだなぁ・・・と言う風に見ている側は感じているのだと思う。


#テレビ離れ #評論家 #アーティスト #音楽番組 

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